地方からアメリカの大学へ(1)

はじめまして。この秋からアメリカミネソタ州にあるCarleton Collegeに進学するエリカです。


簡単に自己紹介をすると、私は香川県で生まれ育ちました。小学校5,6年の2年間だけ東京に住んでいました。

こんなとこですね。夜になったらフクロウの声が聞こえてきたり、道路にカメが歩いてたりするような場所です。今外ではカエルがゲコゲコしてます。


ちなみにうどんで有名な香川県ですが、私の住んでいる町は中でも「讃岐うどん発祥の地」なんです。


海外経験はないですが、2歳の時から英会話に通ってました。高校も英語や国際教育などに力を入れておらず、海外進学の例も見当たらない普通の学校でした。


こんな環境で過ごしてきた私ですが、いつの間にかアメリカの大学に行くことになっていました。その経緯はまた述べていこうと思います。


では本題に。


これから数回にわたって、


・地方から受験した自分の経験

・これからアメリカの大学進学を目指す人(特に地方在住の人)へアドバイス


の2つをシェアしていこうと思います。


今回はまず1つ目、「どうやって情報収集するのか」について話していきます。


まだまだ少数派の海外進学、その中でも殆どが首都圏出身者。大阪でさえ少ないですよね。そんな中で地方在住者が留学を実現させるには、情報収集がカギになります。


まずはお金がかからない方法を!!


1. ネットでひたすら調べる 


やはりこれが基本です。


私が参考にしたサイトを挙げると


留学フェローシップ、アゴス(留学予備校)、栄陽子留学研究所、US Newsなどなど

アメリカの各大学の日本人学生によるブログも結構あるので参考にしてみてください。


2. SNSを駆使する


アメリカの大学の多くはFacebookやTwitter、Instagramなどをやっていることが多いので、それをチェックするのも良いでしょう。HPとは違った自然な普段の学生達の様子を見ることができ、大学選びの際も役立ちます。


ほかにもFacebook上で留学体験をシェアしたり、質問を受け付けている人やページもあるのでチェックしてみると良いかもしれません。


では次にお金がかかる情報収集の方法を!!


1. 本や雑誌を買う


最近は意外と留学に関する本が増えてきました。


私が購入した本を挙げると


『留学・アメリカ名門大学への道』 栄陽子留学研究所

『アイビーリーグの入り方』 著者:冷泉彰彦

『アメリカ超一流大学完全入試マニュアル』 著者:プリア・チャタジー

『アメリカ留学公式ガイドブック』

『The Best 380 Colleges 2016 edition』 Princeton Review


Princeton Review以外は香川の書店でも手に入りました。これが結構役に立ちます。


2. 留学関係のイベントに参加する


普段は主に東京で開催されるイベントに参加することは難しいですが、長期休み中なら参加できます。


長期休み中に行われるイベントをいくつか挙げると、


・グルーバンクロフト基金での各大学のAdmission Officerが来日して行われる学校説明会

・私の通っていた留学予備校のアゴスをはじめ、その他の塾でも米国大に在籍・出身の方による学校説明会・相談会


などがあります。このようなイベントは実際に大学を知る良い機会となりますし、やはり生の話が聞ける機会は貴重です。


ここでアドバイスとしては、せっかく東京などに行くならイベント以外のこともするべきです。


日本の大学を受験するつもりなら大学見学をすることもできます。


テスト対策として留学塾などの講習に通うこともできます。


また都会には評判の良いテスト会場があることが多く、日程が合えばそこでTOEFLやSATなどをついでに受験することもできます。びっくりするくらい点数が上がるかもしれませんよ。(私も経験しました!)


さらには課外活動としておもしろそうなイベントや大会に参加することもできます。


3. サマーキャンプに参加する


HlabやGAKKO、留学フェローシップのキャンプなど、最近はアメリカの大学の学生が携わるキャンプが多く開催されます。


中でもアメリカの大学への進学準備という点でおすすめなのが、上記の留学フェローシップのキャンプです。


私自身参加してはいないのですが、実際にアメリカの大学へ進学する人から話を聞けたり、エッセイを指導してもらえる機会はなかなかありません。


また地方からアメリカの大学を目指すとなると孤独な戦いになりがちですが、ここでは仲間を得ることが出来ます。


上記のようなサマーキャンプは、首都圏外でも開催されているので地方在住者にとっては嬉しいですね。


4.留学予備校・塾に通う


1番お金がかかる方法ですが、やはり自分に合う塾があればアメリカの大学への可能性は拡がります。


地方に住んでいると塾に直接通うことは難しいかもしれません。しかし長期休みを利用したり、最近ではスカイプやビデオ受講が出来る塾もあります。


私はアゴスという塾に通っていましたが、周りには他にもigsZやRouteH、GLCなどに通っている人がいました。中でもベネッセのGLCは授業が全てオンライン上で行われるそうなので、地方在住者に適しているかもしれません。


私は塾に通って良かったなと思うことが2つあります。


1つ目は留学専門カウンセラー・インストラクターに相談できることです。


志望校選定や、スケジュール作成、テストの受験など様々な事において、頼れる人がいるというのは非常に心強いです。


2つ目は仲間が出来ることです。


上でも述べましたが、地方からアメリカの大学進学を目指すのは孤独な戦いになりがちです。そんな中、離れているけど同志がいることは心強いと同時に「自分も頑張ろう」というモチベーションにもなります。


長くなりました。ブログを書くのは初めてなので拙い文章で申し訳ないです。


もし分からないことがあったり、聞きたいことがあったりしたらぜひ連絡してくださいね。


2017/06/30 erika

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