こんにちは。DePauw University1年のayuです。
「IBを利用することによって、海外大学への進学が有利になる。」そんなことをIB生なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
実際、私は中学生の時、一番最初にこの宣伝に心を惹かれました。この記事では以下のようなことをお伝えしたいと思います。
IBとはそもそも何か、IBをどのように海外大学の受験に活用できるのか、そしてIBの何が海外大学受験に有利に働くのかの3つです。
IBとは?
IBはInnternational Baccalaureateの頭文字をとったもので、日本語では国際バカロレアと表現されます。スイスに本部をおくIBO(国際バカロレア機構)によって提供される、小学生から高校生までの教育プログラムです。
この独自のカリキュラムの最後に待ち受ける試験に合格すると、ディプロマを獲得することができます。詳細はをこちらご覧ください。
IBをどのように海外大学受験に活用するの?
私自身、アメリカの大学を受験するにあたって、自分の学力を証明するものとしてIBを利用しました。アメリカの受験においては、APやSATの提出を要求してくると思いますが、学校によってはIBの結果をAPやSATの代わりとして提出することができます。
ただし、IBは英語力を証明するものとして利用することはできませんでした。英語力の証明にはTOEFLなどの語学力を示すスコアが必要です。
最初に述べたように、IBでは最後に最終試験というテストがあります。その試験は45点満点ですが、24点以上を取得することで、合格となりIBの資格を得ることができます。
アメリカの大学の出願においては、IBの最終試験の点数で何点以上が必要という制限が課されることはあまりありませんでした。
IBの何が海外大学の受験に有利に働くのか?
まずは、私の場合、上記に述べたように、アメリカにはSATを利用せずに出願できる学校があったため、SATに勉強の時間を割くことなく、IBに集中して勉強することができました。IB生ではないと、学校の勉強に加えて、SATの勉強もしなければなりませんが、IBを利用できることで、学校でのIBの勉強に時間を使うことができました。
そして、アメリカの出願に求められる課外活動。IBでは、カリキュラムの一環として課外活動(IBにおけるワードでは、CAS)をすることが求められます。つまり、IBの一環として課外活動を必然的に行うことになるため、アメリカの出願での課外活動について述べる欄で、より多くの有意義な活動をアピールすることができます。
さらに、IBでは日本人が苦手とされる、プレゼンテーションやディスカッションなどがプログラムに多く組み込まれています。
そのような力は海外の大学を目指す上で必要不可欠なものとなってくるため、その力をIBのディプロマを持っていることで証明することができるでしょう。
最後に
受験する大学によって、必要なテストや、そのテストのスコアは異なるため、ここに書いた私の経験はあくまでも一部にすぎません。志望する大学の条件を調べて、計画的にプランを立てることをお勧めします!
2020.8.12. ayu
0コメント