ギャップタームの過ごし方は様々あると思います。(インターン、日本の大学、アルバイト、海外留学など)私は日本の大学を受験し、進学することにしました。
理由は主に3つあります。米国で受ける授業の準備をする為、日本での社会的な評価を気にした為、そして日本の大学にも興味があった為です。
実際に一学期間、上智大学国際教養学部で過ごしてみて、わかったことがたくさんあります。今回はそれを紹介します。
英語の授業も意外と大丈夫?
一つ目は英語での授業はそんなに難しくなかった、ということです。
私は海外経験が少ない、いわゆる純ジャパなので、英語で授業を受けたことがありませんでした。だから、入学前は授業を本当にビビっていたのですがいざ受けてみると案外いけるぞ!と感じ、自信をつけることが出来ました。
ずっと訓練してきた英語をアメリカにく前に、実際に授業で使える機会があって本当に良かったです。
日本の大学も大変!
二つ目は日本の大学も大変だ、ということです。
日本の大学は勉強が楽なんて言われますが、私が上智大学で一学期間過ごして感じたのは、日本と海外の大学では大変さが違うのではないか、ということです。
実際、アメリカのリベラルアーツカレッジから一学期間、Exchange Studentとして上智に来ていた留学生の友人は、「アメリカの大学では勉強がほとんどで、それが大変。日本の大学の勉強はアメリカほど大変ではないけれど、アルバイトやクラブ活動などを含む沢山の機会と勉強との両立を考えなければならず、そこが大変。」と言っていました。
特に私の通っている上智大学の国際教養学部の履修システムは米国の大学と同じで、今学期は5クラス14単位、取っています。
課題もたくさん出ます。例えば、私の受けていたIntroduction to International Relations(国際関係学入門)では一週間にリーディングが20ページ、講義外で一時間半のビデオレクチャー、そしてクイズがあります。
それに加えてフランス語、英語、体育から出る宿題もあります。日本の大学は勉強が楽!なんて一概に言えないと感じました。
これより大変といわれているアメリカの大学での勉強が少し怖いです(笑)
東京暮らしができた!
三つ目は東京での大学生活の素晴らしさです。私は奈良出身なので、初めての都会生活でした。
初めは新宿のビルや満員電車、そして標準語に圧倒され、ホームシックになり毎日ボロ泣きでした。
しかし今は毎週末、様々なフェスティバルや博物館に行ったり、他の海外大に進学する人たちの集まりに参加したりしています。
交通アクセスもほんとに便利だし、すぐにどこでも行けます。様々な機会が集まる東京で過ごす四年間も、すごく実りのあるものになるだろうなぁ、と思っています。
半年でも十分満喫!
四つ目は日本の大学生活を満喫できる、ということです。私は上智大学でJazz研究会とソフィア・マンドリーノに所属して音楽活動を続け、クロネコヤマトでバイトをしました。
大学のサークルを通して、東京で頼れる人達にたくさん出会えました。
飲み会にも、飲まないけれど参加して、日本の文化的なものを学び、バイトでは自分でお金を稼ぐことの楽しさと大変さを知りました。
最後に
海外の大学を受験するのに加えて、日本の大学受験もするのは本当にストレスがかさみます。
でもその後待っている一学期間の日本での大学生活は本当に楽しいし、得るのもが多いです。
ぶっちゃけ、上智の国教の良さを深く知っていたら、きっと海外の大学を目指さなかったと思います。
本当にこの場所を去ってアメリカへいっていいのか、アメリカで勉強することがそれ程価値のあるものなのか?と本気で迷うことがあります。
今は大学生活四年間を、東京にいる友達、上智でできた友達、楽しいサークル、寮の仲間、など東京生活でお世話になっている人達と一緒に過ごしたいという思いでいっぱいです。
日本の大学も考えている高校生には、日本の大学も受験することを強く勧めます。たった一学期しかないけど、得られるものは本当にすごく大きいです。
アメリカでの生活がどんなものになるのか考えると、不安と期待でいっぱいです。きっと楽しい大学生活になると信じて、アメリカへ行きたいと思います。
P.S. 写真は毎年7/7に上智大学で行われる浴衣デーです~
2017/07/08 mako
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