同じ人種で固まるのは悪いことではない

こんにちは。マカレスター大学1年のshosukeです。


1学期から「人種」と自分の立ち位置について悩んでいるのですが、それが2学期にも尾を引いてしまって授業開始2日目にしてものすごく精神的に疲れてしまいました。「アジア人」とか「白人」とか人間をカテゴリーで分けるのは僕の考え方に反しますがここでは便宜上このような言葉を使います。


マカレスターに入学してすぐに海外生のオリエンテーションを通してできた友達がたまたまアジア系の友達が多く、オリエンテーションのメンターもアジア系の上級生だったのですが、最初は特に違和感も感じず楽しく過ごしていました。しかし数週間か経った頃に、友達の更に周りの友達までみーーーんなアジア系の学生であるような気がしてきて、このままだと4年間同じ人種で固まったまま過ごすことになりそうだ、と強く危機感を抱くようになりました。


大学全体に目を向けても海外生と国内生が割れている(対立とかじゃなくて、混じっていないという意味で)のはもちろんのこと、かなり同じ人種で固まっていることに気づきました。自分が同じ人種の仲間と固まるのは自分が違和感を感じているこの流れに加担することになるんじゃないかと思い、アジア系の友達を少しずつ敬遠するようになったのですが、だからと言って国内生の友達ができるわけでもなく(やっぱ話してる内容とかノリとか全然わからない)すごく微妙な状況になってしまいました。


2学期の授業が始まって最初の週末に仲の良いベトナム系アメリカ人の友達と朝食を食べながら色々話しをしていた流れで相談してみたのですが、彼曰く結果的に同じ人種で固まっていることはあっても、それは単に興味や感覚が似ているのがたまたま同人種だっただけであって、人種とか難しいことを気にせずにいればたくさん面白い人に出会えるんじゃない?と言われてすごく納得しました。


人生で初めてこんなに多様な環境で生活していることに加えて、自分が人種的マイノリティになるという経験も初めてなので色々立ち振る舞いを気にし過ぎていたのかもしれないなと思います。多様な関わりという理想を高く持つことも大切だけれど、それよりも楽しく過ごすこと、一緒にいて安心できる仲間といることの方が大切だなと気づかされました。


ここまで悩むのは僕くらいかもしれないですが、もし海外大在学中の仲間でこういった不安を抱えることがあったら、多少はComfort Zoneから踏み出しつつあまり考えすぎずにゆっくりやっていけば良いんじゃないかなーと伝えたいです。


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2020/2/29 shosuke 

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