こんにちは。College of Woosterに通うnatsumiです。
説明会で大学生と話をする時、どんな質問をすればいいのか?
高校生の私は、
・出願準備はどう進めましたか?
・どうしてその大学を選んだんですか?
・どんな性格の生徒が多いですか?
というように、抽象度が高いにも程があるだろという質問をしてみたり、勉強法や高校時代の課外活動、出願準備というような話に多く時間を割いていました。
ですが、在校生との会話こそ「ホームページではわからない」大学の情報を手に入れる格好の機会です。
なので今回は、高校時代の自分に言いたい、これは聞いておくべきという質問をあげていきます。
⒈ 専攻
自分の興味のある分野がその大学でどのような立ち位置にいるのかを聞いておくこと。
私の場合、
環境学や国際関係学に関心があるんですが、おたくの大学ではどうですか?
環境学でもサイエンス側からではなくソーシャルサイエンス側からの見方に関心があります。そういうアプローチをしている教授いますかね?
と聞いてみます。もちろん大学生に聞く前に自分でHPを確認することが大前提です。
ここで一つ気をつけたいのが、専攻自体は存在していても、自分のやりたい視点で研究している教授がいない、授業が一つもない場合があるということ。
例えば、環境学が専攻の有力候補の私の場合。環境といっても具体的には、生態系システムの研究という科学的な観点より、人間の社会活動や経済活動がどう環境に影響を及ぼすかというようなソーシャルサイエンス的な観点に興味がある。けれども、大学には環境学部こそ存在するものの、その観点での授業が全くオファーされていないというような状況。(仮にです。)
こういったことに関しては
・大学のHPで専攻の有無だけでなく、オファーされている授業の概要まで確認する
・大学生に実際に専攻がその大学でどのような立ち位置にいるのか、印象を聞く
という二つの作業によってある程度回避できると思います。大学生になってから「この学校には私の学びたい分野はない!」となるのはできる限り避けたいので。
意外と「大学で興味のある授業を取ってみて、それから専攻を決めます。」という心持ちだけで、おろそかにしがちな部分だなと思うので、進学先を決める前にこの作業をすることをお勧めします。
現時点で少しでも専攻の可能性のある分野について、各大学の情報を持っておくことは大切です。
⒉ 一週間の生活
高校時代の私は、「大学生=勉強で忙しい」というイメージで、それ以上のことは想像もしていませんでしたが、常に勉強漬けという訳でもないです。
何時に起きますか?誰と何時にご飯を食べますか?
金曜日の夜の過ごし方は?土日は勉強?
課外活動はしていますか?運動は?パーティーは?
このように、勉強もソーシャルライフも含めた1週間のスケジュールを聞いてみると、生活のイメージができるかもしれません。かなり人それぞれですが。
⒊ 他大学の印象
受験生の頃は大学のHPを見ても、全部同じ大学に見えたものですが、大学生になると急に他との違いがわかってきたりします。友達から話を聞くようになるからでしょうか。
だからこそ大学生に他校の印象、なぜ他を蹴って、自分の大学を選んだのかを聞いてみるといいと思います。
それと、NICHEというサイトも参考になると思います。
在校生が「この学校の雰囲気を一言で表すと?」というような質問に答えているサイトです。
最後に
今回はアカデミックライフを中心に、自分が高校生の時に聞いておけばよかった質問をあげてみました。
今振り返ると、高校生の頃はなにかと出願準備という手元の作業に集中して、大学での授業についてあまり深く考えたり、イメージしたりしていなかったなと思います。この記事が高校生の皆さんにとって、より具体的な大学生活を想像するきっかけとなれば嬉しいです。
次回、生活に関する聞いておくべき質問の記事を上げるので、是非のぞいてみてください。
2019/4/1 natsum
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