純ジャパに優しい!初めての学期が始まる前の事前プログラム(The College of Wooster)



今回は、私が7月末から8月半ばまで参加したThe College of Woosterの事前プログラム、「Engulish Engagement Seminar (以下EES)」 について紹介します。

授業の内容や、アメリカのリベラルアーツ大学ではどんな感じの暮らしをしているのか、伝わればいいなと思います。

ちなみにEESとは、英語が母国語でない学生のためにある大学の事前プログラムで、ちゃんと0.5単位もらえます。

英語でレクチャーやペーパーについて学び、大学の授業への準備ができるだけではなく、他の1年生よりも一足早くキャンパスに馴染めるなど、お得なことがたくさんあるプログラムでした!


3日間のオリエンテーション

到着してから3日間は、授業ではなく時差ボケ解消やオリエンテーションの時間として使われます。

私はみんなよりも早めに着いたので、空港で友達になったジェンちゃんと一緒に学校を探検したりもしました。

他には、係の2年生がキャンパス内を案内してくれたり、銀行に口座を作りに行ったり、近くの大きなショッピングセンターに連れて行ってもらったり。

アメリカで、銀行口座開設や携帯の契約をするのがだいぶ不安だったので、このESSの間にWoosterの人と一緒にできると知って、だいぶ安心しました。

他のInternational Studentsよりも買い物に行く回数が多かったり、キャンパス内の土地勘が持てるのもだいぶアドバンテージだと思います。

最初の頃は、部屋のどこに何を置いたら暮らしやすいのかとレイアウトをコロコロ変えてみたり、さらには、お風呂をどう使えばいいのかすらわからず、手探り状態で暮らしてました。笑

この写真は、EES担当の2年生が学校案内をしてくれた時に撮った写真です。


ESSの授業形式

授業は、私にとっては初めてのオール英語レクチャーでした。

前日の夜にシラバス(クラス概要)を読んで、「これはしちゃいけない」「絶対これをしろ」みたいな文が多く、君たちはもう高校生じゃないんだから云々かんぬんの、説教染みたイントロになるのかなぁと不安に思っていたのですが、そんなことは全くなく。

怖がる必要はないし、無理はしなくていいのよ!って感じで優しーくクラスが始まって本当に安心しました。笑

このコースは留学生の、しかも英語に不安がある生徒が参加するプログラムだったので、特に教授は優しく、フレンドリーなようです。

「特に」と言ったのは、お世話がかりの2年生に「思っていたよりもさらに教授が優しかった!」と告げたら、「It’s not all the time.」と言われたからです。(笑)

後から聞いた話だと、このセミナーを担当している先生は、学校内でも指折りで優しい教授だそう。これから学期が始まったらどうなるのかなぁとちょっと不安…。

ちなみに授業は、午前9時から午後4時まで。月曜日から金曜日で、全日参加が必須です。

参加者は10人ちょっと(思っていたよりもだいぶ少ない)で、今年は日本人と中国だけでした。フランス人などが参加するときもあるようです。

雰囲気はこんな感じ。


授業内容

授業では、基本的な文法やイントネーションの話に加えて、ノートテイキング・リーディングを効率的に行う方法なども学びました。

基本的にはレクチャーベースですが、プレゼンテーションや数ページの論文も書きましたし、数日に一回クラスに教授が来て、ノートテイキングの練習のためのミニ授業を受けることもできました。

授業の中で、効率の良いノートテイキングやリーディングの練習を重ねることができるのはもちろん、クラスディスカッションやプレゼンテーションは実際にプロフェッサーからのフィードバックがもらえるので、実践的です。

授業の様子はというと、ぶっちゃけ「思っていたよりは」楽でした。

というのも、このクラスはみんな英語に自信がない人が参加しているので、海外経験のない私と同じような立場の子と一緒だと思うと心強く、クラス内での発言やディスカッションにあまり気負いをせず臨むことができたからかなと思います。


最後に

EESでの授業はこんな感じで、授業が終わった後やオフの週末には、みんなで人狼をしたり(もちろん英語)ジムに行ったりして、キャンパス内での生活を満喫しました。

とにかく私はいろいろなことをいっぺんに抱え込むのが苦手なので(笑)、キャンパスでの生活や英語でのレクチャーに慣れることが、ターム前にできたのは本当に良かったです。

また、同じように授業に不安を抱えている留学生と友達になれたり、TAや引率係の先輩と仲良くなれたのも心強いです。

大学生活について、この施設はどう使うのかとか、服はどうしているのかなどの細かいことまで、色々教えてもらえました。

アメリカの大学生も含んだ、実際の大学の授業や生活の感じはまた次回。最後のは、人狼をやっている写真です!

2017/08/12 amu


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