出願の際の自分の武器は?
私はコモンエッセイが自分の強みだったと思います。
初めまして、9月からBoston Universityに通っているhasukaです!やっとテストと提出物地獄から解放され一安心という感じです。
アメリカの大学出願の時に必要となるエッセイには大きく分けて2種類あります。
コモンは特に自由度が高く、大学にとって欲しい人材を見極める大事な判断材料になるので、合格に近づく重要な鍵になります。ただエッセイは成績やスコアに比べて、良し悪しが判断しにくいものでもあります。
自分のコモンは果たして本当にユニークなのだろうか。完成はしたけどなぜか気に入らない。そんなあなたの助けになれば!
目次:
- 出願2週間前、コモンを白紙に
- コモンエッセイの役割って?
- 何が私のエッセイをユニークにしたのか
- さいごに: 満足のいくコモンエッセイに
出願2週間前、コモンを白紙に
私が出願に使った最終的なコモンを完成させたのはRegular Decisionの出願締め切り3日前でした。
10月末、Early Actionで出願に合わせてコモン初版を完成させましたを完成させたのですが、サプリメントエッセイがひと段落した12月中旬にもう一度コモンエッセイを読んでみるとしっくりこなかったのです。
初版では差別化しなきゃという思いから感情を誇張し、実際感じた以上の気持ちを表現していることに気がつきました。これを見た大学は自分を欲しいと思ってはくれない、そこで一から書き直すことに決めました。
コモンエッセイの役割って?
初版を書いていたときは、コモンは自分をいかにユニークか証明する舞台だと思っていました。
だから無理に着飾って、”理想像”をエッセイの中の自分に演じさせていました。
もちろんドラマチックに描写する技術は重要です。事実が淡々と書かれた文章だけでは入試担当者の目を引くことはできません。
ただ初版ではそれが行き過ぎた故に、コモンで書かれている自分と本来の自分の姿との間に大きなズレが生じていました。
よくよく考えてみれば、その”理想像”を主張する場所はエッセイ意外にたくさんあります。
スコアや課外活動など一瞬でその人のことを評価できる基準があるのに、なぜ大学はエッセイを判断材料として使うのか?
最終的に私は、コモンの役割は舞台上の自分を著すためではなく、むしろその自分像が確立された経緯を説明する舞台裏だ、と考えるようになりました。
何が私のエッセイをユニークにしたのか
コモンの意義を自分なりに解釈したものの、結局納得のいく良いテーマは浮かびませんでした。
ある時ボーッと課外活動の欄を眺めているとふとある共通点に気がつきました。
“人前でパフォーマンスをすることと、その舞台を創り上げること。”
その二つが一見バラバラに見える課外活動の軸となっていました。
私を語る上で韓国アイドルは欠かせない。そして彼らが好きだったから、舞台に上がることが好きになった。
今思うと随分変な題材だなと思います。ただこれまでコモンアップで説明した自分像に一貫性と意味を持たせてくれる良いコモンが書けたと満足しています。
(数校の入試担当者にアイドルについて書く人初めて見たけど良かったよと褒めてもらいました笑)
さいごに:満足のいくコモンエッセイに
人と被らないコモンを書こう、と息巻くと途端に何書いて良いか分からなくなりますよね。そして自分のエッセイは本当に面白いのか、自信がなくなることもあると思います。
でも特異な題材をあえて選ばなくても、その意義を理解すると自然とユニークなコモンになると思うんです。
自分と同じようなスコアを持った人も、課外活動をした人も、表彰をされた人も(これは前者より少ないけど)たくさんいますよね。
でもその評価や活動を成し遂げたのは”自分”という唯一の存在。
コモンはその自分を解説できる場所。
2020/10/21 hasuka
0コメント