“Oasis of learning”に1年間いてわかったこと。

こんにちは。マウントホリヨーク一年のsariです。受験が終わった皆さんはそろそろ進学先が決まった頃ではないでしょうか。皆さん、おめでとうございます。新しく始まる生活にあんなことやこんなことやをふわふわと妄想している頃でしょうか。楽しみですね。


わたし通うマウントホリヨーク大学はコロナウイルスによる集団感染発生防止のため、クラスが全てオンラインに切り替わるとともに、多くの生徒は皆実家へ帰ってしまいました。わたしは学期が終わる五月の上旬まで校舎に残っていました。


そんな刻々と変わりゆく状況に日々不安を感じながらも、この春休みの期間中、マウントホリヨークで過ごした日々やその周りの環境をゆっくりと振り返る機会を得ました。閑散としてしまったキャンパスをふとみると、学校という存在は、学ぶ人たちとその環境が合わさって初めて成り立つのだなと感じました。笑い声や、1980年代の音楽(マウントホリヨークの中で流行っている気がする)さらには何か新しい発見があったときにそれを共有し合う場や学友が急に去ってしまい、とても寂しいです。


今回はマウントホリヨークがもつ様々な学びの場の中でも、もっとも印象に残っている寮生活について紹介します。

寮は、どうしたら自分とは違うバックグラウンドをもつ人間と深い友人関係を築くことができるのか学ぶことができる最適な場所だと思います。教室で授業を受けてその学問・分野を専門的に学ぶのとはまた違った体験ができるところです。


わたしは今年、ニューヨークシティ(大都市から来たというのが重要)から来たアメリカ人と一年間過ごしました。わたしは一人っ子でパーソナルな領域に誰かと一緒に住むという経験がありませんでした。なので最初は、朝から”チル”な音楽を大音量で流したり、朝3時から部屋の中でマリファナを吸ったり、そのあと瞑想をし始めたりと新しい世界観を築き上げている様子にカルチャーショックを受けてしまいました。


別に性格が悪い子ではなかったので、わたしはぜひともその子と仲良くなりたいと思い、服装を褒めたり、ピザを宅配して二人で食べたり、好きな音楽を共有するようになりました。そのうちに、恋愛相談、アメリカにおけるマリファナ合法化からアメリカ大統領選の話まで語り合うような関係になりました。


別にこのような関係性がルームメイトの理想の形だからみんなもこうしなさい、と言っている訳ではないです。例えばわたしの友達は、ルームメイトとそこまで関係を深めなくっても部屋さえ共有していればいい、という考えを持っています。人間関係に正解なんてないし、それが心地よければそれでいいんじゃないかなと思います。


でも、それらの経験を通じて、わたしは、文化や言語の異なる人間と腹を割って話すことができる関係を築くことができたという結果よりも、その過程にあるたくさんのトライアンドエラーに意味があるのではないかと気づくことができました。確かに、この関係を築くまで色々あれやこれや試したし、失敗したときには悩みました。思い出してみると大人気ないなとか、こうすればよかったとか、恥ずかしかったとかたくさんの感情がわきあがりますが、実際その過程を今振り返ってみたときにはきっと失敗して来たこともきっと何か意味があることだし、それこそが留学に行く価値なのかなと思います。なんだか、うまくいかなかった経験にも意味があるとか、よかったなと感じることができること自体、すごく自分自身も成長したなと思います。


皆さん、マウントホリヨークに関わらず、大学という場所はまさに”Oasis of learning”です。ぜひ、四年間のうちに物事にぶつかって傷ついて、また向き合ってください。きっとお金では買えないほどの価値を見いだせると思います。まだまだコロナウイルスが蔓延している頃ですが、ぜひとも体調には十分お気をつけください。


5/15/2020 Sari

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