The George Washington University2年のeddyです。
大学と聞いて、高校生の私は以下の様な想像をした。
様々な友達を作り、尊敬する教授に出会い、知識の幅を広げられる場所であると。
そういったイメージが間違いである訳ではない。
でも、それ以上に、いくつか大学ですべきことがあると思うのだ。社会に出てから様々な責任は纏わりついてしまう前に、自分の仕事が決まってしまう前に。
それは、自分の才能を見極めるという事だ。
どんな分野に自分は優れていて、どんな分野には優れていないのか。そうする事で、将来に活躍しやすい。
大学には、様々な才能を試す場が用意されている。
授業内の議論も、課題も、課外活動も、全部良い試験の機会となる。
もしかすると、周りに無数といる優秀な同級生があなたの目を覚ましてくれるかもしれない。私の場合はそうだった。いくら頑張っても追いつけない。そうして、現在は当初伸ばそうと思っていた才能とは別の才能の可能性を探っている。
自分に見切りをつけ始めたのだ。
でもそれは、とても残酷な事。
自分の才能を見極める事は、真の自分に向き合ってしまう事。恐ろしい事。
将来がまだ分からない、自分の得意分野がまだ分からないと思える事は、幸せだったのかもしれない。そう振り返りたくなるほどに、少し心痛くて寂しい過程ではある。
夢を諦めてしまう、ことかもしれない。
しかし自分に才能がないような分野に、いくら時間や労力を投資したって、この競争社会で活躍なんてできっこない。
才能を見極める事は、一人の自分には厳しくなる事、同時にもう一人の自分には優しくなる事だと思う。
別の才能を持った、もう一人の自分に。もう一つの夢に。
2020/3/16 eddy
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