受験前
海外大学進学は中学の時から考えていたことですが、真剣に受験する大学を調べ始めたのは高校3年の春でした。
高3前の春休みに、mitsukiと1週間かけてボストン近郊の大学を4校ビジットしたことをきっかけに、どういった大学に自分が行きたいのかをより明確に絞ることができました。
総合大学2校(Brown University, Tufts University)とリベラル・アーツ大学2校(Wesleyan University, Wellesley College)を訪問し、各校もそれぞれ違った特徴があったため、受験校を絞る際にこの経験がとても役に立ちました。
例えば、4校のうち2校(Tufts, Wesleyan)はキャンパスの雰囲気と全体的な生徒像の相性があまりよくないと思ったため受験しませんでした。
他1校(Brown)は正直、直感で「ここいいな」と思ったのが一番大きかったです。
後付けですと、キャンパスの雰囲気とツアーガイドの積極性と愛校心、カリキュラムや在校生の話がとても魅力的だった、ため第一志望として出願しました。
もう1校(Wellesley)も知り合いの在校生が教授を紹介してくれたり、経験談を語ってくれ印象に残ったためトップティアの出願校でした。
結果からすると出願した2校は両方落ちたため、ビジットした4校とはいずれもご縁が無かったのですが、この経験をもとに出願校の方向性は見極められました。
まず、自分は総合大学よりもリベラル・アーツの大学の方が合っていると思ったため、リベラル・アーツを主に受験しようと思いました。
言葉通り、私は15校出願したうち12校をリベラル・アーツ、3校を総合大学にしました。
ではなぜBrownを第一志望にしたのかと問われると、上に書いた理由の他に若干アイビーリーグブランドに釣られていた、そしてアイビーの中でも大学院が小さいため学部生に重きを置いているという理由がありました。
同じ理由でビジットはしなかったけれど、Dartmouthに出願しました。
12校のリベラル・アーツ大学を選ぶ際には、Wellesley以外はビジットしていなかったため、後ろめたさを感じながらもスコア面とランキングで大体4校ずつ、リーチ・実力レベル・セーフティの3つで決めました。
ランキングを使うことはあまり良しとされていませんし、合格通知が届いた大学をリストアップしても予想外な結果がいくつかあるため胸を張ってオススメできるリサーチ方法ではありませんが、参考程度に使う分には良いと思います。
また、私は合格結果がすべて出た後に初めて各大学のある場所を調べたので、もう少し真剣に地図で確認すればよかったと後悔しています。
私の進学するカールトン大学はミネソタ州にありますが、アメリカ帰国でもない私はそこがどこなのか認識していなかったため地図で確認した時にはとても驚きました。
受験後
結果的に受験した3校の総合大学は2校不合格の1校ウェイティングリスト、また12校のリベラル・アーツ大学のうち4校不合格7校合格の1校ウェイティングリストでした。
合格した学校のうち真剣に検討していた大学は3月にキャンパスビジットしました。
進学先をカールトン大学に決めたのは、Admissions Officersの対応がとても親切だったこと、案内してくれた在校生がとても誠実で話が面白かったこと、キャンパスの雰囲気や学部教育の質が高いことなどの理由があります。
学部教育の質が高いことはもともと知っていましたが、実際に足を運んで心理学部の廊下に貼ってあった卒業発表プロジェクトのポスターを見て、意識の高さや在校生の勉強に対する熱意を再確認しました。
それでも、こんなに書いたあとにこんなことを言うのもなんですが、最後は直感だと思います。
最後の最後までColby, Mount HolyokeとCarletonで悩み、Colbyのビジットが数時間にも関わらず在校生の対応が一番親切で印象が良かったり、Mount Holyokeはボストンに近い上にメリットで奨学金が出ていたこともあり揺れていました。
しかし正直、カールトンに着いた時に直感的に「ここがいいな」と思ったのが一番大きかったです。
第一志望にせよ、進学先にせよ、最後は本能的な直感で決めたというと恥ずかしいのですが、どの大学もそれぞれ特徴ある素晴らしい大学です。
データやカリキュラムだけで決められないことも多いと思うので、どうぞ直感を大事にしてください(笑)
2017/06/25 かめのゆ
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