こんにちは、makoです。時間が過ぎるのは早く、私は5月に、国際関係学と人類学専攻、コンピューターサイエンス副専攻で大学を卒業しました。今年の秋からは、Teachers College, Columbia UniversityでMA in Anthropology and Educationのプログラムを始めます。
この記事では、大学4年生時の大学院受験スケジュールを紹介したいと思います。これから大学に進学することを考えている高校生の方には、まだまだ早すぎる内容だと思います。シェアブロードコミュニティーで、大学院に進学することを考えているメンバーに役立つと嬉しいです!
大学院受験のために用意する書類
- Statement of Purpose (ダブルスペース、A42枚ほどの出願理由。どうしてこのプログラムを行いたいのか等)
- Personal Statement (ダブルスペース、A42枚ほど。diversityに関連する質問や自分の経験を述べるような質問等、各大学で異なります。)
- 推薦状3通 (2通の大学もあります。)
- GRE (GREとは Graduate Record Examinationsの略で、パソコンで行うテストです。出願するプログラムによって、必要ない場合も多々あります。)
- 成績証明書
- Writing sample (出願するプログラムに関連した授業で書いたペーパーや、卒論を提出します。)
大学院受験生のスケジュール
3年生終わり夏休み:6−7月
- 大学院に行こうか、就職しようか迷い、インターン。徐々に大学院を意識し始め、興味のあるプログラムを探し始める。
- とりあえず必要になるかも…と思い、週末にGREを勉強、そしてGREを受ける。
3年生終わり夏休み:8月
- 大学院受験を決意!受験する大学のリスト作りとStatement of Purpose (以下SOP) の原稿を書く。
- 受験したい大学のプログラムには、GREが必要ではない事が明らかになり、GREの勉強をやめる。
4年生秋学期:9月
- 大学でお世話になっている先生に大学院受験をする事を伝え、推薦状の依頼をする。私は3通用意しました。
- 教授と大学院受験の戦略を練る。どの大学・プログラムを受けるべきか。Statement of purposeの内容など。
- Senior thesisのリサーチ開始。
- 奨学金に応募する為にTOEFLを受験する。
4年生秋学期:10-11月
- Senior thesis リサーチつづき。
- 教授とSOPの編集
4年生秋学期:12月
- アプリケーション提出期限の数日前に、もう一つエッセイが必要なことが発覚し、全力で書く。今考えると恐ろしくヒヤヒヤします > <
- 12/15にPhDのアプリケーション提出
- 冬休みにSenior thesis原稿を書く。
4年生冬学期:1月
- 教授とSenior thesisの編集
4年生冬学期:2月
- 教授とSenior thesisの編集
- PhDプログラムの合否発表
- MAプログラムに応募する
4年生冬学期:3月
- 教授とSenior thesisの編集
- MAプログラムの合否発表
4年生冬学期:4月
- Senior thesis 提出!
4年生冬学期5月
- 大学卒業☆
反省点
① Senior thesisは早く始めるに越したことはない。特にhonors thesis等、1年間のプロジェクトでは、秋学期からリサーチを始めると、大学院受験に提出するsample paperにできない可能性があります。
②クラス選びを慎重に!ダブルメジャーの人は最後の学期までフルで単位を取る可能性があるので、senior thesis + 大学院受験 +フル単での授業…と本当に忙しいです。私は4年生が楽になるように、大変な授業は2-3年の内に終わらせました。
③ 就活を同時にするのは難しい。私は4年生のボスキャリに参加していません。というのも、夏休み中に大学の人類学部からBA/MA combined program in Anthropology のオファーをもらっていたので、もし他の大学院に受からなくても、ここに進学しようと決めていました。大学院受験を考えている学部生は、現在通っている大学でBA/MA combined program等もチェックし、受験して保険を作ることで、安心して大学院受験に集中できます。
④大学受験に必要な書類は必ず早めに確認する。私は必要なエッセイを一つ見落としていて、危うく間に期限に間に合わないところでした!
⑤ 奨学金に応募する人は、時々TOEFLが必須となっている事がありますので、早めに募集要項を確認して、受験する必要があります。
さいごに
今年の4年生は、現地で卒業した人、オンラインで学校生活を終えた人など、様々な形で卒業の日を迎えたと思います。私は4年生の1年間を日本で、オンラインで過ごしました。このような状況で大学院受験をして学んだことは、セルフケアと楽しみを大切にするということです。
4年生の一年間は、大学の友人からも離れて過ごす忙しい毎日の中で、オンライン授業や将来に対して不安に思うこともたくさんありました。しかし私は、保育園でアルバイトをしてパソコンから離れる時間を積極的に作り、子どもたちと接することでリフレッシュしていました。
大学での勉強に真剣になりすぎて、自分を追いつめて疲れてしまうことも多々あるかと思います。そんな時は、ほっと一息、コーヒーを飲んだり、ジムに行ったり、おいしいランチに行って、疲れを吹き飛ばしましょう:)
P.S. 写真はバイトをしている保育園へLaQ博士が来られた時に、撮影した一枚です!LaQは小さいピースを組み合わせて立体的なモノを作るパズルブロックです‼保育園でこのブロックは大人気です:)
2021/6/6 mako
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