Tufts Universityの学校紹介

基本情報

  • 所在地:アメリカのマサチューセッツ州(ボストンローガン空港から車で約30分・電車で約50分)
  • 生徒数:全校5000人程度
  • 田舎?都心?:郊外(ボストン市内へは電車で30分、近くに飲食店やスーパーもあり♪)
  • 大学を一言で表すと:collaborative、学生が面白い、多様性がある
  • 日本人生徒の人数:全部で約40人(インター生&現地育ちの学生が多い)


最終的にその大学を選んだ理由

タフツはリベラルアーツとリサーチの両方の良さを取り入れた大学で、かつ私の希望専攻であるInternational Relationsに強い事で有名でリサーチのためのリソースや教授陣も充実していたため、私にとってはまさに理想の大学でした。


ただ当時の私はリベラルアーツカレッジに強く魅力を感じていたため、合格したリベラルアーツカレッジの中で一番行きたかったミドルベリーカレッジとタフツの2つで最後までどちらに行くべきかかなり迷い、最終的にはキャンパスビジットした際、より生徒の雰囲気が好きで、自分に合っていると直感的に感じることができたタフツ大学に進学することにしました。

学校の特徴 〜アカデミック〜

Tuftsは総合大学の中でもかなりリベラルアーツ寄りの学校で、social scienceとnatural scienceどちらも授業が充実しています。


人気の専攻は国際関係学とコンピュータサイエンスで、学生の中にはその二つをダブルメジャーしている生徒もちょくちょくいます。国際関係学に関しては、学内にTuftsの国際関係学の大学院であるフレッチャースクールがあることでも有名で、なんと学部生でもそこで授業を取ったりイベントのお手伝いをしたりすることができます。


Tuftsの学生はみんな勉強熱心。もちろん課外活動やパーティーにはしっかり参加しますが、それ以外の時間はほとんど勉強している人が多いです。日曜日には図書館はいつもいっぱいで席を見つけるのにかなり苦労するほど笑 あとはダブルメージャーやマイナーをしている生徒が多いのもTuftsの学生の特徴。学問問わず色々な分野に興味のある生徒が多いので、文学にものすごい詳しいなあと思っていた子が実はエンジニアリング専攻だったり、数学オタクの子が実はアカペラのリーダーをやっていたりというのは全然珍しいことではありません笑


教授に関しては多少の当たり外れはあるとは思いますが、ほとんどの先生は教育熱心で生徒のことを気にかけてくれます。私が今取っている国際関係学の先生はとても面倒見がよくで、100人いるクラスの生徒の名前を2回目の授業で全部覚えていたりとか、コロナで退寮になった時に真っ先に先生の自宅を荷物置き場として使っていいよ!と声をかけてくれたりしました。学期中や夏休みなどに教授のリサーチのアシスタントをすることも可能で、私の友達でもすでに始めている子が何人かいます。


タフツには一般的なリベラルアーツカレッジの大体二倍ぐらいの数の生徒がいるので、どちらかというとクラスのサイズはやはり大きめ。イントロのクラスだと大体100人から200人の生徒がいるのが普通です。ただ言語のクラスやWritingはそれでも10人程度に規模が抑えられていて、それ以外の科目も応用のクラスになればなるほど授業のサイズはどんどん小さくなっていきます。そのため、2年生以降にとるクラスのほとんどは3,40人程度のサイズになります。クラスのサイズが100人以上の場合、ほとんどかならず週一で小規模のディスカッションやレビューセッションがあるので、そこで友達を作ったり、TAに質問をしたりすることもできます。一年間クラスをとってみて、個人的にはクラスの大きさは今のままでちょうどいいなあと思っています。


そのほかにも学業面でのサポートとしてはWritingやタイムマネジメント、クラスの選び方などをサポートしてくれるアカデミック・リソース・センターというものがキャンパス内にあります。私も学期中Writing Centerには何度かお世話になって、クラスのペーパーを見てもらいました。

学校の特徴 〜生活面〜

学食は(思っていたよりもかなり)美味しいです笑 タフツには大きいダイニングホールが二つとミールプランを使ってテイクアウトできるお店が二つあるので、その日の気分で食べる場所を変えることができます。それ以外にもカフェは3つほどあるので、アメリカの大学の中ではかなり充実している方かな?と思っています。


キャンパスから歩いて15分、またはタフツのシャトルで5分ほど行ったところにはデイビス・スクエアという駅があり、その周りにはレストランやスーパー、銀行、コンビニ、映画館まで生活に必要なものがかなり揃っているので、あまり不便することはありません。 デイビス・スクエアから3駅ほど行ったところにアジアンマーケットもあるので、日本食もまあまあ気軽に手に入ります。週末時間があるときには電車にのるか何人かでボストンまでウーバー(約20分ほど)をして、ご飯を食べたり、ウィンドーショッピングをしたりすることもできます。


タフツの生徒はとても課外活動に積極的で、毎週末キャンパスのどこかで何かしらの生徒主催イベントが開催されています。ダンスフェスティバルやカルチャーショー、アートギャラリも然り、登壇者や他の大学の生徒を呼んだ大掛かりなイベントもしょっちゅう開かれています。私もJapanese Culture Clubの一員としてお祭りの企画をしたり、国際関係のクラブの合同ディスカッションイベントに参加したりしました。(たまには課外活動が楽しすぎて勉強がおろそかになってしまったことも。。?笑)


国際関係学に興味がある生徒が多いせいか、タフツの生徒は多様性に対してとてもオープンで、人種やジェンダーの壁はほとんど感じません。またお互いに助け合おうという精神が生徒の間には浸透していて、課題の多い授業ではスタディーグループを作って一緒に勉強したり、得意分野を教えあったりすることもしばしばあります。私は今学期初めてコンピューターサイエンスのクラスを取っていましたが、出された課題があまりにも難しく、一緒に苦しんでくれる友達なしではとても乗り越えられなかったと思っています。

昨年11月に開催されたお祭りの様子!


最後に

リベラルアーツ大学とリサーチ大学で迷っている人にはタフツはとてもおすすめな大学です。近しい友達や仲の良い教授といった小さなコミュニティも大切にしながら、新しい出会いやチャンスにも巡り会える。まさにいいとこ取りだと思っています笑


総合大学だからといって、自分のやりたいことが決まっていないといけないなんてことは全くありません。私の周りでも専攻が決まっていない友達は沢山いるし、むしろやりたいことがありすぎて困ってる!という学生の方が多い気がします。


多様性のある環境で、友達と協力し合いながら、自分を一回り二回り成長させたい!という方はぜひタフツに出願してみることをお勧めします。

もし何か質問があれば、いつでもFacebookを通して連絡してください!


2020/4/18 Rie


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