エッセイにキラキラはいらない?

王道のトピックですね。エッセイとはなにか。


エッセイとは、アメリカ大学の出願時に必要になる1つの…選考material?です。


つまり、テストスコアと同じくらい、成績と同じくらい、大事なもの。


今回は、わたしが考える(コモンアプリケーションの)エッセイってこういう位置付けのものなんじゃないかなっていう話をします。


個性を出せる唯一の場所!

アメリカの大学って、その大学に合うか合わないかが、日本の大学よりも重視されると思うんですよね。


じゃあ、学校はどこで合う合わないを判断してると思いますか?


…そう。エッセイです。


いやもちろん、推薦状やひとつひとつの課外活動。


コモンアプリケーションの提出前に行ったアドミッションオフィサーとのメール。


ビジットでの親への態度まで見られてることもあるみたいなので、材料全部を加味して判断してると思います。


でも、エッセイが重要な材料になるのは間違いなし。


なぜなら、選ぶトピック・導入の仕方・そこから読み取れる考えや視点で、個性を出し放題だからです。


成績がいくつ、テストスコアがいくつ、は全く同じ生徒が他にもいるかもしれない。


でも、全く同じエッセイであることはありえないですよね!


個性って何?

個性個性っていうけど、個性ってなんやねん!って話。


生徒会長に選ばれた話、課外活動で賞をとった話、キラキラしたものはたくさんありますよね。


でも、それって課外活動に書いたものと同じになってませんか?


他の欄では表しにくい自分の性格・性質を、エッセイには書いた方がいいんじゃないかなぁと私は思っています。


例えば、友達をとても大切にしている。めっちゃポジティブ。興味あることへの執着心がやばいなど。


推薦文もそうなんだけど、頭がいい子、リーダーシップがある子なんてごろごろいる中で、この子が欲しいと思われなきゃいけない。


だから、社会的に優秀なことじゃなくてもいいから、自分にしかないものをアピールした方が効果的な時もある…んだと思います。


自分にあった学校が自然と見つかる

さっき出した例の中の「興味あることへの執着心がやばい」についてのエッセイを書いたとします。


このエッセイを見て、欲しい!と思う学校と欲しくないと思う学校がいるはず。


例えば、理系に力を入れたい学校で、その子の興味が、理系に特化していたなら、そんなに一生懸命学んで研究してくれる生徒を取りたいと思うかもしれない。


逆に、いろんな事をそつなくこなせる子が欲しい学校であれば、興味のあるなしでやる気に差が出ちゃう子は控えたいと思うかもしれない。


欲しくないと思われちゃダメじゃん!って思いましたか?


でも、その子が個性を伝えきれず後者の学校に入った時のことを考えてみると…。


やりたいことがあまりできず、好きじゃない事に時間を割かなくてはいけない・成績が取れない学校生活にフラストレーションを感じちゃうんじゃないかなと思います。


だから、エッセイで自分自身を出すことは、よりインパクトを残す方法でもあり、より自分に合う学校に選んでもらうための方法でもあるんだ!って思ってみてください。


賞がなくても、リーダーじゃなくてもいいから、


私が他の人と違うところはどこだろう?


わたしらしさって何から感じられるんだろう?


この問いの答えになるようなエッセイがかけたら、素敵なんじゃないかなと思います。


これから取り組む子は頑張って!


(ちなみに)
私はこの考えを、留学フェローシップのサマーキャンプを中心に学びました。

今年の締め切りは終わっちゃったんだけど、高2以下の子はまた来年チャンスがあるので、興味があったら調べてみてください。


2017/07/08 amu

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