Early Decision 受験:こたつで寝る年末(メリットとデメリット)

 Early Decision(ED)受験で月中旬、期末テスト期間中に大学が決まった私は、友達がみんな受験勉強で眠れない日々が続く中、こたつの中で寝ていました。今回はED受験という選択肢について話したいと思います。

 

Early Decisionとは

Early Decision(ED)とは、締め切りが月中にあり、月までに結果が出る、というものが多い。年末締め切り、〜月に結果がでるRegular Decision(RD)より早く出願をする入試方式。


EDを利用した理由

 私がEDで受験終わらせたいと思った一番の理由は合格発表の早さ。元々国内一般併願を考えていたため、本来なら年末はRegular Decision用のエッセイを校分書きつつ受験勉強をし、海外出願後もすぐ国内併願に切り替える予定だった……が、一度に一つの事にだけ集中したいタイプの私に、受験勉強の最後の追い込みとエッセイの仕上げを両立できる自信がありませんでした。できれば一般受験したくない・・・・月中旬に結果が出るEDで決まれば年末ゆっくりできるというのが本音


 私の場合ED締め切り11/1)が中間テスト直後だったので若干バタバタしたものの、エッセイが個しかなかったため事前から準備し、余裕を持って満足の行くものを提出することができました。


EDデメリット

一つは先ほど言ったように、一校しか受けることができないこと。ほとんどの学校のED受験はbinding、つまり、ED受験で合格した場合、必ずその学校に通う事を誓わないといけない。やっぱり他の学校に行きたいって途中で思っても合格してしまったら他の学校を受験することすら許されません。実際に私は、絶対に心変わりしないように出願締め切りまでの数週間は自分を洗脳するかのように「絶対ウェルズリー行きたい行く」って言い聞かせてました。


また、一校しか受けないため、financial aidの交渉が難しいです。本来ならば他の学校のオファーと比較して「向こうの方がお金出してくれるから向こうの学校行っちゃうよもっとお金くれたらこっちでもいいけどね」という感じで交渉するのが一般的だが、EDだとどんなにお金がもらえなくてもそこに通うと誓った以上その学校を蹴ることはできないので、financial aidをより多くもらいたいという人にはおすすめしません。お金のことが関わってくるので親の協力は欠かせません。


結局何が言いたいのか

 私はエリア・学力・雰囲気など、様々な条件が重なった結果、第一志望を決めたが、海外進学する日本の学生の多くはキャンパスビジットもできずアドミッションの方と話す機会も限られ、なかなか第一志望を決めるところまでは行かないと思う。受験は人それぞれなので絶対EDが良い/よくないとは断言できないが、経済的・家庭的事情を踏まえた上で絶対ここに通いたい通えるという第一志望がある場合、ED受験に挑戦するのも一つの手だと思います。


2017/07/04 mitsuki

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