日本人は私一人、ネイティブだらけのコミュニティカレッジに通って感じた事 (前半)


初めまして!アメリカのサウスカロライナ州のMidlands Technical Collegeに通っている ran です。この学校での2年目が終わり、秋学期から4年制大学のUniversity of South Carolina への編入が先日、決まったところです。


今回は、私が通ったコミュニティカレッジ、Midlands Technical College (以下MTC) での2年間を振り返りながら、日本人のいないネイティブだらけの田舎の大学に行って良かったことを紹介したいと思います。


簡単な学校紹介

そもそもコミュニティカレッジとは、2年制大学で、主に職業訓練や4年制大学への編入のための勉強をする学校です。卒業すれば、準学士号の資格が与えられます。主にその地域に住む人達のための学校です。


4年制大学と比べて入学の難易度が易しく、TOEFLやIELTSの点数も低く、学費も半分くらいです。編入プログラムでは4年制大学の2年目までのクラスを受ける事ができます。


生徒のなかには軍隊を退職した人や、4年制大学を辞めた人、スキルアップのために退職、又仕事を継続しながら通っている人もいて、年齢層が幅広いのもコミカレの特徴です。


私が通ったMTCには主に、4年制大学への編入を目指す生徒と準学士号所得を目指す生徒がいました。上にも書いた通り、コミュニティカレッジなので、ほとんどの生徒が地元の高校を卒業した人達でした。


そして、私の通った学校には日本人が私しかいませんでした! (留学担当の方より) 


コミュニティカレッジであるため、規模は私の編入先のUniversity of South Carolinaよりも遥かに小さいですが、いくつかのキャンパスに分かれていました。しかし、サウスカロライナ州の私の住んでいる街は日本人留学生が少なく、他の日本人は主に UofSC の生徒、こちらで育った方、又は姉妹校からの短期留学生です。


実際に私の周りの友達にサウスカロライナ州にいると言っても「どこ?」と聞かれます。はい、ものすごく田舎なんです。そんな所なので日本語の情報も無いのかと笑。


(補足:アメリカ南東部に位置し、南北戦争や黒人奴隷制度など、アメリカ史の中で重要な出来事が多々起こった歴史のある州です。周辺にある主な都市としてジョージア州のアトランタ、ノースカロライナ州のシャーロットがあります。)


そこで今回の記事では、そんな田舎の小さな大学で日本人、さらに留学生も見かけない環境で二年間勉強してきて、私なりに良いなと感じた事を伝えたいと思います。


アメリカへ留学しようと考えている方で日本人や留学生の少ない学校とはどんなものだろう、と思っている方は一意見として参考にしてみてください。


1.生徒はみんな平等 

「この人は留学生だから。」という特別な配慮や待遇はあまり無いです。


ネイティブの生徒と同様に授業に積極的に参加しないと減点です。教授達もあまり留学生を受け持ったことが無く、特別扱いは全く無いなと感じました。


入学当初は分からない所や不安なこともたくさんあると思います。一見厳しそうなイメージですが、教授やクラスメートに自分の状況を伝えると親身になって助けてくれます。私も在学中にいろいろお世話になったり心の支えになった人達が居ます。


2.ネイティブの中での実力がはっきり分かる 

クラスメートがネイティブしかいないので初めから同じラインに立って彼らと競うことになります。


例えば留学生の語彙力はネイティブと比べて無いですし、アカデミック英語となると言い回しも慣れるまでは限られます。しかし、上にも書いたように、教授達はあまり留学生を教えたことがない為、特別扱いはありませんでした。


初めてのレポートはあまり良い点はもらえないかもしれません。それでいいんです。教授からのフィードバックやオフィスに通ったり自分で勉強したりしてどんどん改善していきます。


良い評価を貰う度に自分がネイティブと同等に評価されていると感じ、自信がついて楽しくなりました。最後の学期では私のリサーチペーパーが大学内の賞の候補に選ばれました。


3.外国人だとあまり思われない 

クラスメートが地元出身なのが当たり前の環境なので、私を外国人としてみることはほとんど無かったです。


日本人一人で心細いと最初は感じてましたが、みんなフレンドリーで居心地が良かったです。外国人だからと言って違う目で私を見てくる人、接する人はいませんでした。


一つ困ったと感じたのは、まだこちらに来たばっかりの頃によく学校の周りに何があるのかとか、テレビ番組の話をされたことです。


みんな容赦なく話しかけてきますが、一方でそれがネイティブの生徒達の中で疎外感をあまり感じることなく生活できた要因なのかな?と思います。


4.自国の文化や出来事を紹介できる時がある 

これは社会学系の授業に多いと思います。私は人類文化学、考古学、世界地理を受けたことがあるのですが、よく教授に日本のことについて聞かれることがありました。


私の通った大学の生徒は外国人慣れしていないし、海外経験もあまりないので、色々と他の文化に対する偏見があったり、興味がなかったりという生徒もいます。


他国の文化にあまり関心がなく、アメリカのことしか知らないので、私が日本のことを話すとクラスメートは衝撃を受けて興味を持ち始めたり、良いディスカッションの場になります。


留学生がクラスに一人居ることで他の生徒を刺激することが出来たり、考え方の多様性がぐんっと広がり、さらに質の高い授業になると感じました。


次回は私がネイティブばかりの学校に通って後悔したことなどを紹介したいと思います。


2019/06/11 ran

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