多分ほとんどの大学で提出しなければいけない、letter of recommendation。これ、割と悩みどころだと思うんです。
誰に自分をアピールしてもらいたいか、決めないといけないわけで。しかも、1枚だけじゃない場合も多い。
前回の記事にある通り、バタバタなスケジュールで受験を終わらせた私は、誰に頼むか悩む時間も、非常に限られていました。
特に、高3の秋で留学から帰ってきた私は、日本の高校の先生にかいてもらうか、留学先の先生に書いてもらうかも悩みどころでした。
私にとって、高校での留学は人生のターニングポイントとも言える時だったので、それをアピールしたい思いもあったけど、地理的に離れていてちゃんと手続きがスムーズに行くか不安だった。
しかも、personal essayで留学での経験を中心に書いたので、そこが重複してしまうのももったいないなと思った。
そこで、推薦状2枚は、日本の高校の先生にお願いしました。
Common appでは、多くの場合、teacher evaluationが2通、school reportが1通、そして、大学によってはother recommenderからの推薦状を何通か提出することができます。
School reportは、基本的には学校の情報と、GPAの記載などがほとんど。推薦状と言うよりも、高校の情報が主です。これは、私の高校は海外進学のカウンセラーの先生がいるので、そちらにお願いしました。
Teacher recommendationは、自分をよく知る第三者(先生?)に自分を文章で表現してもらうもの。推薦状らしい推薦状はこちらです。私は、高校2・3年の担任の、国語の先生と、ちょうど受験期に取っていた社会科の先生にお願いしました。
海外の大学だから、英語の先生、特にネイティブスピーカーにお願いした方がいい、というのも聞いたことがありましたが、結局私はどちらも日本人の先生にお願いしました。片方の先生は英語で作成していただき、もう一人の先生の推薦状はカウンセラーに訳してもらいました。
と言うのも、英語の先生で自分をよく知っていると思う先生がいなかったし、自分のことを説明するのにも時間がかかってしまうし、それなら今の自分をよく知っている先生に書いてもらって、あとで訳す方が効率がいいなと思ったのです。
特に、先生とある程度話して、留学から帰ってきてどのように成長したかや、リスクテイカーなところなどに重きを置いて書いてもらいました。
私はそれ以外にもother recommenderからの推薦状も1通提出しました。課外活動を通じて仲良くなった、元国連職員で現在大学の客員教授をしていて、とても尊敬している先生に、ダメ元で直談判しに行くと、「その行動力も大したものだし、そこも含めて書いてあげるよ」と、快く承諾していただきました。
やはり先生方、特に外部の方に推薦状をお願いする際は、当たり前だけど忙しい中時間を割いていただくので、自分の経験を文章にまとめておくと良いと思います。誠意も伝わるし。私は課外活動・性格などを文章にしてまとめておいて、お願いする先生ごとに少し変えながら、推薦状の作成をお願いするときに同時に渡していました。
海外の大学はhollisticに生徒一人一人を見るので、こちらとしても書類全体を通じて、hollisticに自分をアピールすることが重要です。essayで書く内容が一番重要だとされていますが、そこから漏れてしまった、表現できていないことをカバーできる意外と重要なものが、letter of recommendationです
案外侮れない存在なこいつ。内容や頼む先生など、じっくり悩んでください。
2017/06/28 misa
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